戦闘機にみるスウェーデンの底力。。。。
イギリス王立テストパイロット学校も使用(スウェーデンサーブ社グリペン39)
東西冷戦時代、代表的なマッハ2級戦闘機、米ロッキードF104、仏ミラージュ3、ソ連MIG-21(いずれの戦闘機も1954〜1956に初飛行)。いずれも経済大国で多くの人口を有する国々である。そんな中で、小国スウェーデンが生んだ傑作機がドラケン35。
このダブルデルタ翼は後に、コンコルド旅客機、スペースシャトル、F16戦闘機などにも採用され、まさに航空業界に革命をもたらしたと言っても過言ではありません。
さらに、続くビゲン37。これに採用されたカナードは、ユーロファイタータイフーン、スホーイ30など、これまた現在の最新鋭機にも採用されていることを考えると、もう涙しか出ません。。。。
最近では、海上自衛隊のそうりゅう型潜水艦にも採用されているAIP(非大気依存推進)潜水艦のスターリングエンジンもスウェーデンコックムス社の技術が使われています(将来、海上自衛隊の潜水艦にはリチウムイオン電池に置き換わる予定らしいですが)。
こんなたくましいスウェーデンに、ただただ感服する次第です。。。